03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
2007年度1次合格、2次不合格。
2008年度 2次に再挑戦
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
マクドが(関東はマックでしたっけ?)10数年前にハンバーガーを210円から100円に値下げしたのって憶えてます?
確か、私は高校生だったと思うんですが嬉しくて毎日のように通ってましたね。
毎日、ハンバーガーだけ3,4個頼んで「他にご注文は?」と言われたら「水!!(もちろんタダ)」って言ってました。ええ、「スマイル」を注文する並に嫌な客でしたよ(笑)
ハンバーガーが100円になった時、無知な私は「なんや~安くしようと思えばできるんやんけ~」
「今までいくら儲けてたんじゃ~!!!」と思っておりました。
っていうか最近までそう思ってました(笑)
でも、最近読んだ本でビックリさせられました。
何でかと言うと、210円の頃の費用・売上の内訳は
原材料 57.5円
社員人件費 40.7円
賃貸料 21.0円
広告費 11.3円
その他販管費 66.6円
(アルバイト代含)
営業利益 12.9円
それが、100円になると
原材料 57.5円
社員人件費 2.3円
賃貸料 1.2円
広告費 0.6円
その他販管費 3.7円
(アルバイト代含)
営業利益 34.7円
なんと約2.6倍の営業利益!!
つまりは、100円に値下げしてことによって爆発的に売上個数が増えたので、1個当たりに掛かる固定費が縮小する「費用逓減」ってやつですね
あ~、俺みたいにバカ食いする奴がいっぱいいたんだろうねぇ~
ははぁ~見事マクドに貢献しておりました~
まぁ~財務会計や経済学で習ったことだから、普通に考えれば分かることなんですけど食べることに必死だった頃の記憶が強くて思いも付きませんでした。
その後、マクドは100円から60円に値下げしましたけど、210円から100円にした時ほど
売上個数が伸びなかった為に失敗に終ったそうです。
確かに60円になった時にはハンバーガー食べ飽きてたし、魅力的じゃなかったなぁ~
商売は、高すぎても安すぎてもダメなんですね。
一つの商品に値段をつけるのも難しいものです。
確かに他社には真似できませんしね・・。
ちなみに100円⇒60円の値下げ時に、
iroichiさん(僕もですが)の様に100円の時に3・4個買っていた人が、
60円になったら6・7個買うと分析したんですかね・・。
そこがマックの敗因のような気がしませんか?(苦笑)
価格戦略をとったが故に失敗したという事例でも
ありますね。
おとなしく他社の動向でも見ながら、マッタリと
同質化戦略でもしていればよかったものを。
マクドの参謀は一体何をしておる!
マクドナルドの戦略って時々「何で?」って思わされることがありますよね。
fZさんがおっしゃる通り、100円から60円に値下げしても最初の値下げよりインパクトは弱いですよね~。どう考えても売上個数が大幅に増えるとも思えません。
PIYOCOさんのおっしゃる様に当時は圧倒的なシェアを占めてたのだから同質化戦略をしとけば良かったのに、価格戦略をとったが為にマクドナルド=「安いハンバーガー屋」って言うブランドイメージを植え付けてしまったと思います。
その為、モスバーガーみたいな「高いけどおいしいハンバーガー屋」が差別化戦略でシェアを伸ばしてきた気がします。
その後、平日半額、価格改定やら行って、挙句の果てには高級バーガーまで出す始末。
「安いハンバーガー屋」のイメージがついた行う戦略じゃないと思うんですけどね。
マクドナルドはこれからどんな戦略を取るのでしょう?
ある意味楽しみです。